Dockerの導入とJulia/Octaveセッションの起動まで(win10 Home)
最近巷ではDockerが流行していることもあり、私も勉強のためシミュレーション環境をDockerに移行してみたいと考えています。 導入に向けての記録を備忘録代わりにとっておきます。
環境
事前準備としてタスクマネージャーのパフォーマンス -> CPUを確認して仮想化が有効になっていることを確認します。
Docker
DockerのWEBサイトにアクセスします。
アカウントを作りサインインをすませたら 下記にアクセスしてDocker Desktop for windowsをダウンロードします。
ただし、インストールしたところ私のwin10のバージョンには対応していないようです。 あとで調べてみたところ win10 professional が必要なようでした。
win10 Homeの場合はDocker Toolboxを導入する必要があるようです。
Docker Toolbox
下記Docker Toolboxのサイトにアクセスします。
ページを下にスクロールするとダウンロードリンクがありますので インストーラーをダウンロードします。
インストーラーを起動します。基本的にはデフォルトのまますすめていきます。
ただし、Install VirtualBox with NDIS5 driverにチェックを入れます。(NDIS6はバグが存在するため)
デバイスについて聞かれるのでインストールを選択
無事終了したらFinishをクリックします。
するとDockerのショートカットが格納されたフォルダが開くので、Docker Quikstart Terminal をダブルクリックして起動します。
ターミナルが起動するのでしばらく待機します。 VirtualBoxがセキュリティの許可を求めてくるので、「はい」を選択します。
数分後、システム音ともに以下のような画面で出てくると完了です。
JuliaのDockerイメージの入手
詳細は下記にあります。
Docker Toolboxのコマンドライン上で
docker pull julia
と入力するとインストールされます。
REPLの起動
REPLの起動には以下のコマンドを実行します。
$ docker run -it --rm julia
Juliaが起動します。
Octaveの入手
詳細は下記になります。 hub.docker.com
docker pull mtmiller/octave
と入力します。
docker images
と入力すると以下の画面が表示されOctaveが追加されていることがわかります。
$ docker run -it mtmiller/octave
と入力するとOctaveが起動します。
今回はここまでにします。