システムとモデリング

modelica, Julia, Design Structure Matrix, SysML, 他モデリング全般について。

【PlantUMLの使い方】PlantUML WBSのVisual Studio Codeスニペット

前回、PlantUMLのWBSについての記事を書きました。

otepipi.hatenablog.com

今回はこのPlantUML WBSVisual Studio Codeスニペットを作成していきます。

Visual Studio Codeは軽量多機能のエディターで、開発環境としては最もシェアがあります。

insights.stackoverflow.com

私自身もVisual Studio Codeを愛用しています。

その中でもスニペットは登録した複数行にわたるコードをショートカットキーで呼び出す機能で、スニペットの名称+Ctrl + Spaceキーで登録した各スニペットを呼び出すことができます。

参考サイト mseeeen.msen.jp

WBSスニペット

PlantUMLのコードを記述する環境はMarkdown Preview Enhancedの使用を前提としています。つまりMarkdwonファイルのスニペットに登録することになります。

ファイル基本設定ユーザースニペットmarkdown.jsonに以下のコードを記述します。

"PlantUML WBS":{
        "prefix": "plantuml_wbs",
        "body" :[
            "```plantuml",
            "@startwbs",
            "title",
            "WBSサンプル",
            "",
            "end title",
            "* 忘年会",
            "** 企画",
            "*** 内容企画",
            "***> 内容1",
            "***< 内容2",
            "++ 準備",
            "+++ 日程調整",
            "++- 会場予約",
            "+-- 事前出欠",
            "--- 連絡",
            "** 実行",
            "*** 当日出欠",
            "+++_ 会計",
            "@endwbs",
            "```"
        ],
        "description": "PlantUML WBS"
    },

markdown.jsonを保存した後、適当なMarkdownファイルを作成し, wbsと入力した後でCtrl + Spaceすると、以下のコードが挿入されるようになります。(先頭と最後の\は本来だと存在しませんので無視してください)

\```plantuml
@startwbs
title
WBSサンプル

end title
* 忘年会
** 企画
*** 内容企画
***> 内容1
***< 内容2
++ 準備
+++ 日程調整
++- 会場予約
+-- 事前出欠
--- 連絡
** 実行
*** 当日出欠
+++_ 会計
@endwbs
\```

これはPreview画面で次のように表示されます。

f:id:Otepipi:20190422065826p:plain

このようにPlantUML各図のスニペットを登録しておくことで素早く図を制作することができるようになります。

今回は以上になります。