システムとモデリング

エンジニアリング, DSM, Julia, SysML, Matlab/Simulink,他モデリング全般について。

Juliaパッケージ DesignStructureMatrix.jlを制作して公式パッケージにするまで

Design Structure Matrix ( DSM )関係の関数を集めたJuliaパッケージDesignStructureMatrix.jlを公開しました。

github.com

現時点の内容としては

が利用できます。詳細はREADMEを御覧ください。

今回、Juliaの公式パッケージに登録もしましたので、パッケージ作成から公式に登録するまでの手順をまとめておきたいと思います。

パッケージの作成

以下の2つの記事を参照すればパッケージの作成に関しては問題ありませんでした。

qiita.com

goropikari.hatenablog.com

 github

gitシステムを利用したことがなかったので基礎から勉強致しました。

qiita.com

またgithub上のREADMEに画像を掲載するには以下の記事が参考になりました。

qiita.com

公式パッケージへの申請

Registrator.jlを使用します。

github.com

まずREADMEの「Install Registrator」の見出しの下にあるinstall appをクリックして、このソフトをgithubにインストールします。 f:id:Otepipi:20190617052233p:plain

次に、自分のパッケージ(ここではDesignStructureMatrix.jl)のリポジトリで以下のようにNew issue を作成します

タイトル:なんでもよい

本文:@JuliaRegistrator register()

すると下画像のように自動でRegistratorによる返信が入ります。これで登録申請は一応完了です。

f:id:Otepipi:20190617052623p:plain

また、公式パッケージに認可された場合に自動的にリリースされるよう、Julia Tag BOTをインストールしておくと良いと思います。

github.com

公式パッケージの認可

前章で申請したものは、公式パッケージのレジストリへのプルリクエストです。

github.com

以下の画像のようなプルリクエストが自動で生成されます。

f:id:Otepipi:20190617053250p:plain

ここで誰からもコメントがなく3日ほど経てば、このプルリクエストがマージされ、パッケージが公式に認可されたことになります。

私の場合はコメントもつかずストレートに登録となりました。その場合は以下の画像のようになります。

f:id:Otepipi:20190617053557p:plain

コメントされる例

コメントされた場合も指示にしたがって対応すれば問題ありません。下記は他のパッケージでコメントがあった例になります。

f:id:Otepipi:20190617053817p:plain

私が見た中では、画像のようにProject.toml

[compat]
julia = "1"

を追加しなさいというコメントが多かったです。

他注意事項

パッケージの名前をつける際は以下のガイドラインを念の為参照してください。

docs.julialang.org

リリースの確認

無事公式に認可された場合は、TagBOTが入っていれば自分のパッケージのリポジトリのReleaseが生成されているはずです。 f:id:Otepipi:20190617055053p:plain

皆さんの参考になれば幸いです。 今回はここまでにします。