今回はUML描画ツールのPlantUMLについて書きます。 PlantUMLはGUIではなくテキスト形式で各種図が描けるツールで、本ブログでも過去に何度か取り上げています。
今回ご紹介するのは、PlantUMLで書いた図の見栄えを良くするための簡単な方法です。
デフォルトのテーマでは……
@startuml actor Foo1 boundary Foo2 control Foo3 entity Foo4 database Foo5 collections Foo6 Foo1 -> Foo2 : To boundary Foo1 -> Foo3 : To control Foo1 -> Foo4 : To entity Foo1 -> Foo5 : To database Foo1 -> Foo6 : To collections @enduml
上記は公式サイトからの引用ですが、お世辞にもカッコいい図とは言えません。この見てくれの悪さはPlantUMLの弱点と言えます。
他所のThemeを活用する
PlantUMLは別ファイルを用いて図の見た目を変更することができますが、今回はgithubに公開されているThemeを使用する方法を紹介します。
一例として、以下サイトに様々なPlantUMLのThemeが紹介されています。有志の方が作成・公開してくださっているようです。本当にありがたいですね。
また、上記サイトのThemeが公開されているgithubは以下です。
今回はこちらのThemeを借用して自分の図をキレイにしてみます。
Themeの使用方法
たとえばmateria
というテーマを使いたいとします。
上記のようにgithubのmateriaフォルダまで潜り
以下の~.puml
ファイルをクリックしてRaw
ボタンをクリックします。
するとプレーンテキストが開くので、そこのURLをコピーします
あとは自分のPlantUMLコードの冒頭に!include <URL>
を付け足すだけで、そのThemeを使用できます。
@startuml !include https://raw.githubusercontent.com/bschwarz/puml-themes/master/themes/materia/puml-theme-materia.puml actor Foo1 boundary Foo2 control Foo3 entity Foo4 database Foo5 collections Foo6 Foo1 -> Foo2 : To boundary Foo1 -> Foo3 : To control Foo1 -> Foo4 : To entity Foo1 -> Foo5 : To database Foo1 -> Foo6 : To collections @enduml
このように簡単に見た目を変更できます。 慣れてきたらこのThemeをさらに自分好みにカスタマイズして、Githubに公開するのも良いかもしれません。
短いですが今回はここまでにします。