今回は最近リリースされて各所話題になっている 『VisualStudioCode上でDraw.ioが使用できるパッケージ』を使用してMarkdwon文書中のSVGファイルをリアルタイムに編集してみます。
パッケージの取得
Visual Studio Codeで以下パッケージを取得します。 今回は最新の機能を使用するため、Insiders Buildバージョンにしています。(ver 0.6.1)
SVGファイルの作成
パッケージをインストール後、任意のディレクトリでファイル名.drawio.svg
というファイルを新規作成します。
するとDraw.ioの編集画面が開くので、GUIで描画することが出来ます。
Markdown文書に挿入
同じディレクトリに以下のようなMarkdown 文書を作成し、先程のSVGを挿入してみます。
## Draw.ioの画像を挿入してみます ↓こんな風に ![test.drawio](test.drawio.svg)
プレビューウインドウに問題なく表示されています。 (Markdown Preview Enhancedパッケージを使用しています)
リアルタイムに編集してみる
この状態でSVGファイルを編集したとき、markdownプレビューも更新されるか確認します。
Drawioの画面上で編集したあとに保存が必要ですが、リアルタイムに反映されることがわかります。 これにより、いちいちエクスポートせずとも良くなりましたので更新管理が楽になります。
Mermaidも使用できます。
Mermaid.jsにも対応しています。
Arrange -> Insert -> Advanced -> Mermaid
よりMermaidのコードが挿入可能です。
たとえばガントチャートを挿入してみます
Drawio上でガントチャートが描画されました。
もちろん、Markdown previewでもガントチャートが表示されています
これにより本来Mermaid記法に対応していないMarkdownビューアーでも、問題なくMermaidを活用できそうです。
今回はここまでにします。